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コラム

他の専門職等との協働 ― 遺産相続コラム

弁護士が取り扱う案件の中には、弁護士単独で解決できるものではなく、他の専門職や関連機関の力をお借りすることが必要なものも多くあります。
やはり「餅は餅屋」と言われるように、他の専門職や担当機関の方の知識や経験はすごいなと感じますし、私が気が付かなかった点を指摘していただいたり、貴重なアドバイスを受けたり、と本当にありがたいなと思います。

どの分野においても、他の専門職や関連機関との協力が必要になる案件は有りますが、相続もその必要が多い分野だと思います。
相続税については、早期に、税理士さんへ相談することが不可欠です。
遺産分割をするにあたり、不動産があれば、宅地建物取引士さんに査定をお願いしたり、売却の仲介に入ってもらったりしますし、不動産鑑定士さんに鑑定していただいたり、ということも有ります。また、遺産分割協議が成立すれば、不動産登記を司法書士さんに依頼する、ということになります。
他にも、土地家屋調査士さんに物件を調査してもらったり、行政機関に問い合わせたり、と様々なことが必要になり得ます。
解決を目指す一連の流れの中で、適時に、適切に、他の専門職等に繋ぐことはとても重要だと思っています。そして、繋いだ先の他の専門職等の方に的確に対応していただけると、解決への推進力になります。

幸いなことに、私は、知識や経験はもとより、親身になって考えていただける素敵な方々とつながることができており、常々感謝しています。迅速に、かつ、適切に対応していただき、ありがたいです。
これからも、信頼できる他の専門職等の方と率直に意見交換をし、共により良い解決に向けて進んでいけるといいな、と思います。

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